Firefox の sqlite の最適化 [Firefox]
またまた放置してしまいましたが、ぼちぼち生きてます。
2013-02-13頃、書きました。
最近、Firefox の重さに我慢できなくなった。
原因のひとつが SQLiteデータベースにあり、それを最適化すると、改善する場合がある(らしい)。
そして、最適化とは vacuum して reindex する事らしい。(←嘘かもしれません)
それが目的のアドオン、SQLite Optimizer :: Add-ons for Firefox があるのだが、Firefox 17.0/18.0 あたりは未対応のよう。(2013-01-23時点)
このアドオンを展開して、どこかを書き換えれば動くかもしれないけど、今回は別の方法が見つかったので、そっちで。
2013-01-19 片鱗懐古のブログ: sqlite3でfirefoxのプロファイルをvacuum
なるほど、コマンドライン(?)からやれば良いわけですね。ありがとうございます>片鱗懐古のブログさん
この方法での最適化を Linux と Windows でやってみたのでメモしておく。
- OS: CentOS 5.9
- Firefox: 17.0 i686
- SQLite3: 3.3.6
- Date: 2013-01-23
- OS: Windows XP pro.
- Firefox: 18.0.2
- SQLite3: 3.7.15.2 (?)
- Date: 2013-02-13
中身は sqlite3.exe がひとつ入っているだけ。今回は Firefox のプロファイルフォルダに置いた。(これにしか使わないから)
- プロファイル | Firefox ヘルプ
- どちらもバックアップファイルを作って、最適化する。
- バックアップファイルがある場合はやらない。
- sqlite3 の使い方が、よくわからないので違っているかも。
MS-DOS時代からあまり変わってない。MSさん的には「GUIを使ってね」と、あえてやってないだけだと思けど・・・。
Cygwin を入れたくなるが、それをこらえて 2つのバッチファイルを作った。
for文の引数に複数のコマンドを書く方法もあるらしいけどが、その中で条件分岐ってどうやるのかわからない。
出来たとしても、きっとわけわからん事になるので、2つに分けた。
もっと良いやりかたがありそうだけど・・・。
- optimize_sqlite.bat
- optimize_sqlite_exec.bat
places.sqlite が、変わってないのは、Vacuum Places Improved :: Add-ons for Firefox で、お掃除していたからだと思う。
- chromeappsstore.sqlite : 262144 => 98304
- formhistory.sqlite : 851968 => 720896
- permissions.sqlite : 163840 => 131072
- urlclassifier3.sqlite : 57671680 => 43843584
- cookies.sqlite: 524288 => 131072
- formhistory.sqlite: 4751360 => 4816896 (ちょっと増えた?)
- places.sqlite: 10485760 => 4325376
おわり
2013-02-13頃、書きました。
□ 1. 概要
Firefox が使用する *.sqlite データベースファイルを最適化する手順のメモ。最近、Firefox の重さに我慢できなくなった。
原因のひとつが SQLiteデータベースにあり、それを最適化すると、改善する場合がある(らしい)。
そして、最適化とは vacuum して reindex する事らしい。(←嘘かもしれません)
それが目的のアドオン、SQLite Optimizer :: Add-ons for Firefox があるのだが、Firefox 17.0/18.0 あたりは未対応のよう。(2013-01-23時点)
このアドオンを展開して、どこかを書き換えれば動くかもしれないけど、今回は別の方法が見つかったので、そっちで。
2013-01-19 片鱗懐古のブログ: sqlite3でfirefoxのプロファイルをvacuum
なるほど、コマンドライン(?)からやれば良いわけですね。ありがとうございます>片鱗懐古のブログさん
この方法での最適化を Linux と Windows でやってみたのでメモしておく。
□ 2. バージョンなどメモ
Linux
- OS: CentOS 5.9
- Firefox: 17.0 i686
- SQLite3: 3.3.6
- Date: 2013-01-23
Windows
- OS: Windows XP pro.
- Firefox: 18.0.2
- SQLite3: 3.7.15.2 (?)
- Date: 2013-02-13
□ 3. SQLite3 の入手
Linux
インストール済みだったので何もしていない。$ rpm -q sqlite sqlite-3.3.6-6
Windows
SQLite Download Page から、"sqlite-shell-win32-x86-3071502.zip (266.31 KiB)" をダウンロード。中身は sqlite3.exe がひとつ入っているだけ。今回は Firefox のプロファイルフォルダに置いた。(これにしか使わないから)
□ 4. 最適化するデータベースファイル
データベースファイルは、プロファイルフォルダにあるみたい。- プロファイル | Firefox ヘルプ
Linux
ls -l *.sqlite の結果-rw-r--r-- 1 myname myname 589824 1月 23 08:34 addons.sqlite -rw-r--r-- 1 myname myname 262144 1月 22 08:26 chromeappsstore.sqlite -rw-r--r-- 1 myname myname 229376 1月 21 08:43 content-prefs.sqlite -rw-r--r-- 1 myname myname 524288 12月 12 17:20 cookies.sqlite -rw-r--r-- 1 myname myname 65536 1月 23 08:30 downloads.sqlite -rw-r--r-- 1 myname myname 163840 1月 23 08:38 evernote_webclipper.sqlite -rw-r--r-- 1 myname myname 524288 1月 23 08:38 extensions.sqlite -rw-r--r-- 1 myname myname 851968 1月 23 08:49 formhistory.sqlite -rw-r--r-- 1 myname myname 163840 1月 23 08:51 permissions.sqlite -rw-r--r-- 1 myname myname 10485760 1月 23 08:49 places.sqlite -rw-r--r-- 1 myname myname 65536 8月 27 17:36 search.sqlite -rw-r--r-- 1 myname myname 327680 9月 6 10:27 signons.sqlite -rw-r--r-- 1 myname myname 57671680 11月 21 10:23 urlclassifier3.sqlite -rw-r--r-- 1 myname myname 98304 11月 29 2011 webappsstore.sqlite
Windows
dir *.sqlite の結果2013/02/13 09:35 589,824 addons.sqlite 2013/01/17 08:23 262,144 chromeappsstore.sqlite 2012/12/12 10:38 229,376 content-prefs.sqlite 2013/01/21 13:00 524,288 cookies.sqlite 2013/02/04 10:47 65,536 downloads.sqlite 2013/02/12 08:31 98,304 evernote_webclipper.sqlite 2013/02/12 08:31 524,288 extensions.sqlite 2013/02/13 08:50 4,751,360 formhistory.sqlite 2013/02/13 09:43 65,536 permissions.sqlite 2013/02/13 09:43 10,485,760 places.sqlite 2012/06/22 08:30 65,536 search.sqlite 2012/09/06 10:17 327,680 signons.sqlite 2012/11/20 11:05 98,304 webappsstore.sqlite
□ 5. スクリプトを書いた
Firefox のプロファイルフォルダに、ごく簡単なスクリプトを作った。- どちらもバックアップファイルを作って、最適化する。
- バックアップファイルがある場合はやらない。
- sqlite3 の使い方が、よくわからないので違っているかも。
Linux
Shell Script で。$ cat optimize_sqlite.sh #!/bin/sh while [ "x$1" != "x" ] do database=$1 backupfile=$database.backup if [ ! -e $backupfile ] then cp -p $database $backupfile sqlite3 $database "vacuum;reindex;" fi shift done
Windows
Windows のバッチファイルは、繰り返し処理とか、条件分岐とか・・・独特かつプアで困る。MS-DOS時代からあまり変わってない。MSさん的には「GUIを使ってね」と、あえてやってないだけだと思けど・・・。
Cygwin を入れたくなるが、それをこらえて 2つのバッチファイルを作った。
for文の引数に複数のコマンドを書く方法もあるらしいけどが、その中で条件分岐ってどうやるのかわからない。
出来たとしても、きっとわけわからん事になるので、2つに分けた。
もっと良いやりかたがありそうだけど・・・。
- optimize_sqlite.bat
@echo off for %%d in (%1) do cmd/c "optimize_sqlite_exec.bat %%d"
- optimize_sqlite_exec.bat
@echo off if "x%1" == "x" goto label_noargs set database=%1 set backupfile=%database%.backup if exist %backupfile% goto label_backup_exist copy /b /v %database% %backupfile% sqlite3 %database% "vacuum;reindex;" goto label_exit :label_noargs echo usage: optimize_sqlite_exec sqlite-databse-file goto label_exit :label_backup_exist echo %backupfile% is found, ignored goto label_exit :label_exit
□ 6. 最適化してみる
Firefox がデータベースファイルをオープンしているかもしれないので、Firefox を終了して実行。Linux
$ sh optimize_sqlite.sh *.sqlite
Windows
C:\(省略)> optimize_sqlite *.sqlite
□ 7. 結果
リンクをクリックしてページのロードが開始されるまでが、早くなったような気がする。Linux
サイズが変わったのは以下の4つ。あとは変わらなかった。places.sqlite が、変わってないのは、Vacuum Places Improved :: Add-ons for Firefox で、お掃除していたからだと思う。
- chromeappsstore.sqlite : 262144 => 98304
- formhistory.sqlite : 851968 => 720896
- permissions.sqlite : 163840 => 131072
- urlclassifier3.sqlite : 57671680 => 43843584
Windows
- chromeappsstore.sqlite: 262144 => 98304- cookies.sqlite: 524288 => 131072
- formhistory.sqlite: 4751360 => 4816896 (ちょっと増えた?)
- places.sqlite: 10485760 => 4325376
おわり
BlockSite Plus [Firefox]
□ 概要
Firefox のアドオン、BlockSite Plus を入れてみたお話し。
( Linux 版13.0 がメイン、 Windows版14.0.1 でちょっとだけ検証 )
□ Google検索のブロック機能を補完する(したい)
以前書いた通り、Google検索のブロック機能を使わせてもらっているのだが、若干不満が残る。
( → Googleのブロックしたサイトの管理への要望 )
例えば、次のような問題が起こる。
- 『http://blog.livedoor.jp/dqnplus/ 痛いニュース(ノ∀`)』をブロックするように登録。すると、
- 『http://blog.livedoor.jp/dqnplusminus/ 痛いニュース(ヽ´ω`)』もブロックされてしまう。
これは、パス名(ディレクトリ名)以下は指定できず(無視され)、ホスト単位でブロックされる為だろう。
「サイトのブロック管理」機能であるから、言葉的にはそれで正しいのかもしれないけど。
□ BlockSite Plus のインストール
このアドオンを使うと、ハイパーリンクが削除され、クリックしても飛ばなくなるらしい。
- BlockSite Plus :: Add-ons for Firefox
2012-08-08時点で、レビューは6件しかなく、相反する事が書かれてる。
- "Waist of Space" (たぶん Waste of Space の間違い)
- "Doesn't work"
- "exactly what I needed"
- "I love it"
□ BlockSite Plus を使ってみる
# Windows版14.0.1のアドオンマネージャでは、なぜか見つからず。インストールは出来た。
- インストールする(firefoxを再起動しなくて良いらしい)
- 設定画面を開いて、Blacklist に追加
ためしに http://blog.livedoor.jp/dqnplus/ を追加して "痛いニュース" を検索してみる。
もちろん、Google検索から除外する事は出来ないわけだが、
ハイパーリンクが削除され、ただのテキストになる事が確認できた。
これなら一目で「自分が見たくないサイト」であることがわかる。
「痛いニュース(ヽ´ω`)」の方は・・・・結果に表れないのでわからない(^^
"痛いニュース(ヽ´ω`)" で検索してみると、ちゃんとリンクは残っており、大丈夫。
素晴らしい、"exactly what I needed" です。
□ Google検索ブロック済サイトを追加
さらに Googleの検索結果以外のあらゆるページで効くのが良いところ(きっと)。
既にGoogle検索でブロック登録しているサイトも追加しよう。
「Import」というボタンがあるのでインポート出来るはず。
手順。
ブロックしたサイトの管理 で、
『テキスト ファイルとしてダウンロード 』をクリックし、blocked_sites.txt を保存。
ちなみに 2012-08-07現在、 279件ブロックしている。
$ wc -l blocked_sites.txt
279 blocked_sites.txt
この blocked_sites.txt は、ホスト名が並んでいるだけ。
一方、BlockSite Plus の方は、ちゃんと http://hamusoku.com/ のようなURLを指定するようだ。
また、新しく登録した順に並んでいるようなので、ソートする。
さらに先頭行に [BlockSite] が必要らしい。
まとめると、こんな感じ。
$ ( echo [BlockSite] ; sort blocked_sites.txt | sed -e 's/^/http:\/\//' -e 's/$/\//' ) > block_urls.txt
# Windows だとどうするのでしょう? テキストエディタによっては、検索置き換えで、出来るかも?
Import で block_urls.txt を指定して、開く> Append > OK
やり過ぎた。自分のはてぶも表示しなくなってしまった。
その場合は、そのサイトをブラックリストから削除すれはオーケー(だと思います)。
□ Google八分出来ないサイトを追加
あとは、http://blog.livedoor.jp/dqnplus/ のようなサイトを登録してゆけば、オーケーのはず。
これは「ある程度のリスト」を作ってあるので、別のエントリに書くかも。
■ 感想
- ハイパーリンクが削除されるので、
-- 検索結果のページでは、、アクセスしたくないサイトであることが一目でわかる。
-- そうでないページでは、作者がリンクしなかったのか、アドオンが削除したのか、よくわからない。
-- なにか「削除した事を示すマーカー」でもあれば、より良いのかな?
- ディレクトリ名(パス名)の部分も評価してくれるので、
-- Google検索で除外できないサイトにも使える
-- 文句なし
- ブックマーク、リダイレクト、URLを直接入力などでも効くようなので (未確認)
-- 間違ってもアクセスできなくなる。
-- 文句なし
- 登録作業画面、アドオンマネージャからしか行けない?
-- 一度、登録してしまえばあまり触らないから、それでいいのかも。
Firefox のアドオン、BlockSite Plus を入れてみたお話し。
( Linux 版13.0 がメイン、 Windows版14.0.1 でちょっとだけ検証 )
□ Google検索のブロック機能を補完する(したい)
以前書いた通り、Google検索のブロック機能を使わせてもらっているのだが、若干不満が残る。
( → Googleのブロックしたサイトの管理への要望 )
例えば、次のような問題が起こる。
- 『http://blog.livedoor.jp/dqnplus/ 痛いニュース(ノ∀`)』をブロックするように登録。すると、
- 『http://blog.livedoor.jp/dqnplusminus/ 痛いニュース(ヽ´ω`)』もブロックされてしまう。
これは、パス名(ディレクトリ名)以下は指定できず(無視され)、ホスト単位でブロックされる為だろう。
「サイトのブロック管理」機能であるから、言葉的にはそれで正しいのかもしれないけど。
□ BlockSite Plus のインストール
このアドオンを使うと、ハイパーリンクが削除され、クリックしても飛ばなくなるらしい。
- BlockSite Plus :: Add-ons for Firefox
2012-08-08時点で、レビューは6件しかなく、相反する事が書かれてる。
- "Waist of Space" (たぶん Waste of Space の間違い)
- "Doesn't work"
- "exactly what I needed"
- "I love it"
□ BlockSite Plus を使ってみる
# Windows版14.0.1のアドオンマネージャでは、なぜか見つからず。インストールは出来た。
- インストールする(firefoxを再起動しなくて良いらしい)
- 設定画面を開いて、Blacklist に追加
ためしに http://blog.livedoor.jp/dqnplus/ を追加して "痛いニュース" を検索してみる。
もちろん、Google検索から除外する事は出来ないわけだが、
ハイパーリンクが削除され、ただのテキストになる事が確認できた。
これなら一目で「自分が見たくないサイト」であることがわかる。
「痛いニュース(ヽ´ω`)」の方は・・・・結果に表れないのでわからない(^^
"痛いニュース(ヽ´ω`)" で検索してみると、ちゃんとリンクは残っており、大丈夫。
素晴らしい、"exactly what I needed" です。
□ Google検索ブロック済サイトを追加
さらに Googleの検索結果以外のあらゆるページで効くのが良いところ(きっと)。
既にGoogle検索でブロック登録しているサイトも追加しよう。
「Import」というボタンがあるのでインポート出来るはず。
手順。
ブロックしたサイトの管理 で、
『テキスト ファイルとしてダウンロード 』をクリックし、blocked_sites.txt を保存。
ちなみに 2012-08-07現在、 279件ブロックしている。
$ wc -l blocked_sites.txt
279 blocked_sites.txt
この blocked_sites.txt は、ホスト名が並んでいるだけ。
一方、BlockSite Plus の方は、ちゃんと http://hamusoku.com/ のようなURLを指定するようだ。
また、新しく登録した順に並んでいるようなので、ソートする。
さらに先頭行に [BlockSite] が必要らしい。
まとめると、こんな感じ。
$ ( echo [BlockSite] ; sort blocked_sites.txt | sed -e 's/^/http:\/\//' -e 's/$/\//' ) > block_urls.txt
# Windows だとどうするのでしょう? テキストエディタによっては、検索置き換えで、出来るかも?
Import で block_urls.txt を指定して、開く> Append > OK
やり過ぎた。自分のはてぶも表示しなくなってしまった。
その場合は、そのサイトをブラックリストから削除すれはオーケー(だと思います)。
□ Google八分出来ないサイトを追加
あとは、http://blog.livedoor.jp/dqnplus/ のようなサイトを登録してゆけば、オーケーのはず。
これは「ある程度のリスト」を作ってあるので、別のエントリに書くかも。
■ 感想
- ハイパーリンクが削除されるので、
-- 検索結果のページでは、、アクセスしたくないサイトであることが一目でわかる。
-- そうでないページでは、作者がリンクしなかったのか、アドオンが削除したのか、よくわからない。
-- なにか「削除した事を示すマーカー」でもあれば、より良いのかな?
- ディレクトリ名(パス名)の部分も評価してくれるので、
-- Google検索で除外できないサイトにも使える
-- 文句なし
- ブックマーク、リダイレクト、URLを直接入力などでも効くようなので (未確認)
-- 間違ってもアクセスできなくなる。
-- 文句なし
- 登録作業画面、アドオンマネージャからしか行けない?
-- 一度、登録してしまえばあまり触らないから、それでいいのかも。
CentOS 5.6 で firefox 6.0 を動かす話し [Firefox]
すぐに CentOS 6.0 に出来ないので、CentOS 5.6 に firefox 6.0 を rpm化してインストールした。
基本的には、CentOS 5.5 で firefox-4.0 を動かす話し と同じ。 libstdc++ が問題になるだけ。
これは 次世代ブラウザ Firefox - 各国語版のダウンロード
から日本語版をダウンロードした。
■ ~/rpm/SOURCES/firefox.desktop と ~/rpm/SOURCES/firefox.png
これらは FedoraNEWS.ORG あたりから拾ってきたような気がする。
真ん中あたりに Desktop File - firefox.desktop と Image File - firefox.png がある。たぶんそれだと思う。
■ ~/rpm/SOURCES/libstdc++.so.6
CentOS 5.6 の libstdc++ は、firefox 4.0 以降の要求(libstdc++ 4.3 以上)を満たせない(古い)。
libreoffice3 に丁度良い libstdc++ (libstdc++.so.6) が入っていたのでそれを使っている。
# むしろ、それ以外の要求を辛うじてクリアしている事に感謝すべきかも。
■ ~/rpm/SPECS/firefox-6.0.spec
これは以前に FedoraNEWS.ORG から拾って、
バージョンが変わるたびに修正している。現在の内容は後の方にメモする。
~/rpm/RPMS/i686/firefox-6.0-1.i686.rpm が出来るはず。root でアップデートするだけ。
基本的には、CentOS 5.5 で firefox-4.0 を動かす話し と同じ。 libstdc++ が問題になるだけ。
必要なもの
■ ~/rpm/SOURCES/firefox-6.0.tar.bz2これは 次世代ブラウザ Firefox - 各国語版のダウンロード
から日本語版をダウンロードした。
■ ~/rpm/SOURCES/firefox.desktop と ~/rpm/SOURCES/firefox.png
これらは FedoraNEWS.ORG あたりから拾ってきたような気がする。
真ん中あたりに Desktop File - firefox.desktop と Image File - firefox.png がある。たぶんそれだと思う。
■ ~/rpm/SOURCES/libstdc++.so.6
CentOS 5.6 の libstdc++ は、firefox 4.0 以降の要求(libstdc++ 4.3 以上)を満たせない(古い)。
libreoffice3 に丁度良い libstdc++ (libstdc++.so.6) が入っていたのでそれを使っている。
$ cp -p /opt/libreoffice/ure/lib/libstdc++.so.6 ~/rpm/SOURCES
# むしろ、それ以外の要求を辛うじてクリアしている事に感謝すべきかも。
■ ~/rpm/SPECS/firefox-6.0.spec
これは以前に FedoraNEWS.ORG から拾って、
バージョンが変わるたびに修正している。現在の内容は後の方にメモする。
ビルド
$ rpmbuild -bb ~/rpm/SPECS/firefox-6.0.spec
~/rpm/RPMS/i686/firefox-6.0-1.i686.rpm が出来るはず。root でアップデートするだけ。
SPECファイル
Name : firefox Version : 6.0 Release : 1 Summary : Mozilla Firefox Web browser. Group : Applications/Internet License : MPL Vendor : Mozilla Foundation URL : http://www.mozilla.org/products/firefox/ Source0 : %{name}-%{version}.tar.bz2 Source1 : firefox.desktop Source2 : firefox.png Source3 : libstdc++.so.6 BuildRoot : %{_tmppath}/%{name}-%{version}-buildroot BuildArch : i686 Requires : alsa-lib Requires : gtk2 >= 2.10 Requires : glib2 >= 2.12 Requires : pango >= 1.14 AutoReq : No AutoProv : No %description Mozilla Firefox is an open-source web browser, designed for standards compliance, performance and portability. %prep rm -rf %{buildroot} %setup -c -q %install install -d -m 755 %{buildroot}%{_libdir} cp -a firefox %{buildroot}%{_libdir} install -D -m 644 %{SOURCE1} %{buildroot}%{_datadir}/applications/firefox.desktop install -D -m 644 %{SOURCE2} %{buildroot}%{_datadir}/pixmaps/firefox.png install -d -m 755 %{buildroot}%{_bindir} ln -s %{_libdir}/firefox/firefox %{buildroot}%{_bindir}/firefox ln -s %{_libdir}/firefox/firefox-bin %{buildroot}%{_bindir}/firefox-bin cp -p %{SOURCE3} %{buildroot}%{_libdir}/firefox %post rm -rf %{_libdir}/firefox/plugins ln -sf %{_libdir}/mozilla/plugins %{_libdir}/firefox/plugins %clean rm -rf %{buildroot} %files %defattr(-, root, root) %{_libdir}/firefox/* %{_datadir}/applications/firefox.desktop %{_datadir}/pixmaps/firefox.png %{_bindir}/firefox %{_bindir}/firefox-bin %changelog (changelogは省略)
CentOS 5.5 で firefox-4.0b11 を動かす話し [Firefox]
■ firefox-4.0b11 起動せず
CentOS 5.5 で firefox-4.0b11 を動かそうとすると GLIBCXX_3.4.9 がどうの、って動かない。
(この例では /home/someone/firefox4beta11 にインストールしてある事にしてます)
$ /home/someone/firefox4beta11/firefox -ProfileManager
/home/someone/firefox4beta11/firefox-bin: /usr/lib/libstdc++.so.6: version `GLIBCXX_3.4.9' not found (required by /home/someone/firefox4beta11/libxul.so)
ファイルシステム中に /usr/lib/libstdc++.so.6 はあるけど、古いらしい。
$ rpm -qf /usr/lib/libstdc++.so.6
libstdc++-4.1.2-48.el5
■ LibreOffice-3.3 の libstdc++.so.6 を使う
インストールしてあった LibreOffice-3.3 に libstdc++.so.6 が含まれていた。
$ locate libstdc++.so.6
/opt/libreoffice/ure/lib/libstdc++.so.6
/usr/lib/libstdc++.so.6
/usr/lib/libstdc++.so.6.0.8
$ rpm -qf /opt/libreoffice/ure/lib/libstdc++.so.6
libreoffice3-ure-1.7.0-5
$ strings /opt/libreoffice/ure/lib/libstdc++.so.6 | grep GLIBCXX_3.4.9
GLIBCXX_3.4.9
いけそう。
$ LD_LIBRARY_PATH=/opt/libreoffice/ure/lib:$LD_LIBRARY_PATH /home/someone/firefox4beta11/firefox -ProfileManager
起動した♡
■ 起動スクリプト修正
/etc/ld.so.conf に /opt/libreoffice/ure/lib を追加して、/sbin/ldconfig するのは避けたい。
/opt/libreoffice/ure/lib には、他のライブラリもあるので嫌だ。
/home/someone/firefox4beta11/firefox を修正しよう。
2行追加。
#!/bin/sh
export LD_LIBRARY_PATH
LD_LIBRARY_PATH=/opt/libreoffice/ure/lib:$LD_LIBRARY_PATH
■ プラグインが起動できない?
プラグインが起動できないようだ。起動したターミナルにエラーが出る事がある。
/home/someone/firefox4beta11/plugin-container: /usr/lib/libstdc++.so.6: version `GLIBCXX_3.4.9' not found (required by /home/someone/firefox4beta11/libxul.so
export LD_LIBRARY_PATH してあるけど効いてないのかな?
よくわからないけど、flash要らないし、面倒なのでプラグインは全部無効に。
■ その後
- アドオンは(自分に必要なものは)だいたい動く。
- (Linux版) firefox 3.6.13 はよく落ちるし、4.0b11 落ちないわ。もう切り換えしても良さそう、と思ってたら落ちた。
- 今後の目標
-- libstdc++.so.6 のアップデート? gcc44-4.4.0-6.el5.src.rpm を後で試す。
-- rpm化してインストール。
■ 関連リンク
- Firefox 4 ベータ版 - 次期バージョンのベータテストにご協力ください
- Home » LibreOffice
CentOS 5.5 で firefox-4.0b11 を動かそうとすると GLIBCXX_3.4.9 がどうの、って動かない。
(この例では /home/someone/firefox4beta11 にインストールしてある事にしてます)
$ /home/someone/firefox4beta11/firefox -ProfileManager
/home/someone/firefox4beta11/firefox-bin: /usr/lib/libstdc++.so.6: version `GLIBCXX_3.4.9' not found (required by /home/someone/firefox4beta11/libxul.so)
ファイルシステム中に /usr/lib/libstdc++.so.6 はあるけど、古いらしい。
$ rpm -qf /usr/lib/libstdc++.so.6
libstdc++-4.1.2-48.el5
■ LibreOffice-3.3 の libstdc++.so.6 を使う
インストールしてあった LibreOffice-3.3 に libstdc++.so.6 が含まれていた。
$ locate libstdc++.so.6
/opt/libreoffice/ure/lib/libstdc++.so.6
/usr/lib/libstdc++.so.6
/usr/lib/libstdc++.so.6.0.8
$ rpm -qf /opt/libreoffice/ure/lib/libstdc++.so.6
libreoffice3-ure-1.7.0-5
$ strings /opt/libreoffice/ure/lib/libstdc++.so.6 | grep GLIBCXX_3.4.9
GLIBCXX_3.4.9
いけそう。
$ LD_LIBRARY_PATH=/opt/libreoffice/ure/lib:$LD_LIBRARY_PATH /home/someone/firefox4beta11/firefox -ProfileManager
起動した♡
■ 起動スクリプト修正
/etc/ld.so.conf に /opt/libreoffice/ure/lib を追加して、/sbin/ldconfig するのは避けたい。
/opt/libreoffice/ure/lib には、他のライブラリもあるので嫌だ。
/home/someone/firefox4beta11/firefox を修正しよう。
2行追加。
#!/bin/sh
export LD_LIBRARY_PATH
LD_LIBRARY_PATH=/opt/libreoffice/ure/lib:$LD_LIBRARY_PATH
■ プラグインが起動できない?
プラグインが起動できないようだ。起動したターミナルにエラーが出る事がある。
/home/someone/firefox4beta11/plugin-container: /usr/lib/libstdc++.so.6: version `GLIBCXX_3.4.9' not found (required by /home/someone/firefox4beta11/libxul.so
export LD_LIBRARY_PATH してあるけど効いてないのかな?
よくわからないけど、flash要らないし、面倒なのでプラグインは全部無効に。
■ その後
- アドオンは(自分に必要なものは)だいたい動く。
- (Linux版) firefox 3.6.13 はよく落ちるし、4.0b11 落ちないわ。もう切り換えしても良さそう、と思ってたら落ちた。
- 今後の目標
-- libstdc++.so.6 のアップデート? gcc44-4.4.0-6.el5.src.rpm を後で試す。
-- rpm化してインストール。
■ 関連リンク
- Firefox 4 ベータ版 - 次期バージョンのベータテストにご協力ください
- Home » LibreOffice
Firefox-3.6.6 [Firefox]
先日、Firefox-3.6.4 にしたばかりなのに Firefox-3.6.6 が出ていた。
Firefox-3.6.5 はどうした?
Firefox 3.6.4 がリリースされたと思ったらすぐに 3.6.6 がリリース - スラッシュドット・ジャパン
> 3.6.5 は(省略)デスクトップ版のリリースはスキップされたらしい
> 「応答しなくなってから 10 秒でクラッシュ判定」
> 判定時間を 45 秒にした 3.6.6 がリリースされた
10秒の方が良いな。
なるほど、about:config で dom.ipc.plugins.timeoutSecs の値を修正すれば良い、と。
「プラグインプロセスの分離」の効果はどうだったかと言うと、効果はあった。
ポイントポンの終了で相変わらずブラウザは固まるが、
プラグインプロセスだけを kill する事が出来た。
しかし、kill -9 pid としなければならなかった。
そして、firefox 自体の crash が増えたような気がする。
まぁ、Linux版のflashが安定する事がいちばんなのだが、下記の記事にあるコメントの通りなのかもしれない。
LinuxでFlashは何故上手く動かない? - スラッシュドット・ジャパン
> 俺たちはより速く、そして、より安定させるために、必死でやってる。
> でも、まともなバグレポートが来ねぇ。
> 「不安定だ」とか「よく落ちる」とかっていう、クソの役にも立たない報告はいらねぇ。
> URLをきちんと書いた、再現性のある奴を頼むぜ。
でも、英文のバグレポートを出すのは難しいな。
Firefox-3.6.5 はどうした?
Firefox 3.6.4 がリリースされたと思ったらすぐに 3.6.6 がリリース - スラッシュドット・ジャパン
> 3.6.5 は(省略)デスクトップ版のリリースはスキップされたらしい
> 「応答しなくなってから 10 秒でクラッシュ判定」
> 判定時間を 45 秒にした 3.6.6 がリリースされた
10秒の方が良いな。
なるほど、about:config で dom.ipc.plugins.timeoutSecs の値を修正すれば良い、と。
「プラグインプロセスの分離」の効果はどうだったかと言うと、効果はあった。
ポイントポンの終了で相変わらずブラウザは固まるが、
プラグインプロセスだけを kill する事が出来た。
しかし、kill -9 pid としなければならなかった。
そして、firefox 自体の crash が増えたような気がする。
まぁ、Linux版のflashが安定する事がいちばんなのだが、下記の記事にあるコメントの通りなのかもしれない。
LinuxでFlashは何故上手く動かない? - スラッシュドット・ジャパン
> 俺たちはより速く、そして、より安定させるために、必死でやってる。
> でも、まともなバグレポートが来ねぇ。
> 「不安定だ」とか「よく落ちる」とかっていう、クソの役にも立たない報告はいらねぇ。
> URLをきちんと書いた、再現性のある奴を頼むぜ。
でも、英文のバグレポートを出すのは難しいな。