FIAが重力を増加！

そういえば、可動フロア問題はテスト条件を変えるらしい。
・・・・前回の取り締まり強化って、いったいなんだったのでしょう？ わからん。

F1が本当にモータースポーツの頂点でありたいなら、可動フロアとか、フレキシブル・ウィングとか、姑息な事は止めてもらいたい。現状では騙し合いの頂点・・・・とも言えないなぁ。中途半端だよな。
サーカスとしては、頂点かも知れないな。ライバルは中国雑技団？

F1通信:FIA、可動フロア取締りを強化
http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/50934389.html
> F1技術規約の第3.17.4条は、フロアなどのボディワークは、500ニュートンの上向きの負荷がかかっても水平に5mm以上たわんではならないと規定されている。

そうなんだ。
# 下向きは？

FMotorsports F1: FIA、可動フロアパネルの検査強化へ
http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/f107/2007/04/fia_d05a.html
> たわみを計測する際に掛ける重力を、現在の500ニュートンから4倍の2,000ニュートンにまで増加させるらしい。

「重力を増加！」すげぇ。グラヴィティ・コントロールか？ FIAはそんなSF的デバイスまで持っているのか・・・。流石だ。と、揚げ足を取るのはこの位にして、2000Nというのは、どの位の力なの？

ニュートン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3
によれば、1N = 0.10197 kgf らしい。

2000 * 0.10197 = 203.94

え？計算あってるかな？ 200Kg？
モナコのトンネルの天井を走れると言われるF1のダウンフォース。
ウィングで得る分もあるだろうけど・・・・。
ボディ下部で得るダウンフォースは1tを超えるんじゃなかったか？

たった200Kgなの？ 今までは50kgだったの？
それではテストしたことにならないだろうね。
これで可動フロアを使っているチームを「合法」という事にしたいのだろうか？

使っていないチームも2000Nで5mmという指標が出たのだから、それを超える力が加わったらどうでもいいわけだ。
現実的にそういうフロアを作るのは難しそうだけど。

追記。
ウィングを支持する部分の柔らかさを追求しているチームもありそうだ。
そういえば、まだホンダが絡む前だったと思うがBARのリアウィングがストレートでいきなり取れちゃった事があったよな。赤いチームに限らず、そういう「怪しいこと」はやっているのだろうね。

コメントできなかったようなのでトラックバックさせていただきます m(_ _)m
Impromptu Detour:フレキシブルウィング再び！？
http://blog.livedoor.jp/laki_530/archives/50730726.html

追記、忘れていました。↑ lakiさんのところのタイトル画像！素晴らしいです。

Vivid F1 Journal :: 「可動フロア」問題、スペインから車体検査がさらに強化？
http://c9pyonf1.eponym.com/blog/_archives/2007/4/25/2902870.html
かなり詳しく、解説していただいてます。

コメント 2

こんばんは。TBありがとうございました。
昨年のフレキシブルウィング問題以降、検査方法がどうなったのか
知りませんが、その当時は引張試験をするときのウィングと負荷を
与える機器を繋ぐ部品（ジグ？）はチームが用意する、その引っ張る
点の規定も曖昧さがある様な話でしたよね。

フロアはそもそもどこがたわむのか良く分かりません・・・。
先端、後端、それともサイド？
ダンパーみたいなのが付いていて積極的に動かしていたという疑惑から
すると、「先端」ということなんですかね？？。
by laki (2007-04-26 23:35) 

> lakiさん
コメント頂きありがとうございます。
川井氏が「ディフューザーをストールさせる」って言っていましたよね。
だから先端なのかなぁ、と想像しています。
あくまでも想像ですけど^^;
by HONDA-S (2007-04-27 07:27)